色も形も千変万化な、花もちのとてもいい切り花です。豪華絢爛に見せることも、質素で風流な雰囲気にすることもできます。他の花がすぐに枯れてしまうような暑い夏でも、長い間花を楽しむことができます。

トルコギキョウとは

トルコギキョウは、ユーストマともリシアンサスとも呼ばれる、北アメリカ原産のリンドウ科の花です。トルコも、キキョウも、ともに何の関係もありません。トルコ人のターバンに似た、キキョウのような紫の花という由来、との説がありますが、はっきりとは分かっていないようです。

戦前から栽培されていたこの花は、1950年代から切花向けの栽培が本格化。品種も増え始めて、徐々に関心を集めるようになります。そして、1980年代に、日本の種苗会社が育成した品種が、欧米で大ヒット。代表的な切花品目に急成長しました。色も形も変化に富んだ現在の品種は、そのほとんどが日本の育種農家や種苗会社によって作られたものです。

トルコギキョウはまさに、アメリカ生まれ、日本育ちの花といえます。

管理など

花もちの良い花なので、花瓶に水を入れていけるだけでも、比較的長持ちしますが、定期的に水を替えたり、時々水の中で茎を折ってやると、さらに長く楽しめます。また、多くの花をまとめていける場合、葉が過密になっていると、空気がこもって痛みやすいです。ある程度葉を取って風通しをよくしてやると良いです。

ミックスでのお送りとなります

少量多品種生産なので、品種によっては1週間もたたないうちに切り終わってしまいます。品種はお任せいただければ、その時いいものをミックスしてお送りします。どうしても品種を指定したいという場合は、お問い合わせください。また、大ロットの注文はお受けできない場合がありますのでご了承ください。